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公益財団法人 日本鳥類保護連盟は野鳥をはじめとする野生生物の保護と普及啓発を目的とする団体です。

― Today Birds, Tomorrow Man ―

リトアニア国際協力事業報告2014 

   

この事業はイオン環境財団の助成を受けて実施しています。

   
                   

協同調査  

国際事業の一環で、リトアニア共和国においてコアジサシの協同調査を行いました。

日時:2014年6月23日~7月4日(滞在期間6月23日~7月5日)
調査参加者:室伏 友三 公益財団法人 日本鳥類保護連盟 専務理事  
      藤井 幹 公益財団法人 日本鳥類保護連盟 調査研究室長  
      Petras Kurlavičius  
      Ingrida Meškinytė
      Gvidas Laukaitis


繁殖地の視察

ペトラス教授の案内で、カウナスのコアジサシの繁殖地を視察しました。2番(つがい)と非繁殖個体合わせて8羽程度を確認しました。数日前まではもう1番繁殖していたとのことでしたが、水位が上がったために水に浸かっている状態でした。

コアジサシの繁殖地  調査用のボート ラフトを組み立てる。
                                     i


                島にあったコアジサシの巣とそれ以外の種の巣  
コアジサシの巣 アジサシの巣 コチドリの巣
   コアジサシの巣            アジサシの巣           コチドリの巣
   

船での探索

ネマン川周辺でコアジサシの営巣地を探すため、船で探索しました。

船で探索 船で探索

コアジサシの2つの小さなのコロニーと、1番が営巣すると思われる場所を確認しました。調査地間の個体数は
合計で20羽程度と予想されました。そのほか、アジサシのコロニー2ヶ所を確認しました。うち1ヶ所はコアジサシの
コロニーと隣接していました。


コアジサシが営巣していた島 島にいたコアジサシのペア
      営巣していた島             島にいたコアジサシのペア
    

もう一つの営巣していた島 抱卵中のコアジサシ
      営巣していた島                抱卵中と思われる
    


島での計測

カウナスでコアジサシが営巣している島の形状、高さ、巣の位置などを計測しました。2卵のコアジサシの巣は卵が1卵に減っていました。アジサシの巣が1巣増えていました(1卵)。


島の形状の計測 卵と巣の大きさを計測
     島の形状を計測              卵、巣の大きさを計測


計測結果から整理した島の概要
      計測結果から整理した島の概要


コアジサシの捕獲

カウナスでコアジサシの捕獲を行ないました。コアジサシの巣に罠を設置し、記録のため、ビデオも設置しました。


コアジサシの捕獲 コアジサシの捕獲 コアジサシの捕獲
                    コアジサシの捕獲シーン
                  

捕獲されたコアジサシ 装着されたジオロケーター
    捕獲されたコアジサシ         コアジサシに装着されたジオロケーター
    

専務理事とペトラス教授 
    専務理事とペトラス教授
 

ジオロケーター個体の観察

カウナスでジオロケーター個体の動向を観察しました。


ジオロケーター個体を観察 観察したコアジサシの個体


船の探索で確認したコアジサシのコロニーに行きました。島では卵が食い荒らされていました。リトアニアでは保護の必要性が住民に周知されていないために、レジャー客や飼い犬が営巣地に立ち入り、荒らしてしまうという問題があります。


食い荒らされていた島の卵


調印式

7月3日にコアジサシ協同研究事業協定の調印式を行ないました。調印式の様子はこちらから
7月4日にリトアニアを発ち、7月5日に日本に到着しました。帰国後も、ぺトラス教授とイングリッダ氏によって協同調査は継続され、コアジサシの捕獲が行われました。



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