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学校名

富山県立富山中部高等学校

活動タイトル

ホクリクサンショウウオの環境DNAの検出と生息調査について

【活動内容】

 私たちは、ホクリクサンショウウオの生息地を環境DNAによって調べている。環境DNAとは川や土壌などの環境中に存在する生物由来のDNAを指す。環境DNAを解析することで、そこに生息する生物の種類などの把握が可能になる。

 

 ホクリクサンショウウオは環境省レッドリスト絶滅危惧IB種に指定されている両生類で保護する必要があるが、泥や落ち葉などに紛れ、目視確認が難しく、特に成体は生息場所が不明である。そこで、幼生は水中で生活していることを利用し、生息している可能性の高い場所で採水を行い、環境DNAを解析することにより生息場所を推定している。その際、前年度までの結果も参考にしながら、正確な結果を出せる実験方法を検討するとともに、より多くの生息場所を発見することを目標としている。また、ホクリクサンショウウオの保護の必要性を多くの人に知ってもらうために、富山市ファミリーパークや富山市内の小学校で発表を行い、学校のHPにリンクさせたホクリクサンショウウオに関するサイトを作成中である。


【活動PRスライド】 


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