私たちの愛鳥活動

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活動内容

 本校は標高242mの恵まれた自然環境の中にある、全校40名の小規模校である。学校周辺には四季を通して様々な野鳥が飛来するため、子どもたちは野鳥を身近に感じ、野鳥を主軸にした自然観察や体験活動を通して、楽しみながら自然を愛し大切にする態度や心情を養っている。
 本校の愛鳥活動の歴史は長く、昭和41年愛知県から「愛鳥モデル校」に指定されたことをきっかけに、「知る活動」「守る活動」「広げる活動」の3本柱を立てて、愛鳥活動に取り組んできた。テーマをもとに、“多様な野生生物が集う滝脇の森づくり”を目指した愛鳥活動に地域住民の協力を得ながら全校で取り組んでいる。また、6年間を通して計画的に愛鳥活動をすることで、子どもたちは発達段階に合わせた活動を積み重ね、学びを深化させている。

活動紹介動画


活動による成果・効果または活動によって
今後期待できること

① 「知る活動」により、子どもたちは楽しみながら野鳥について学び、興味をもって活動に取り組むことができた。土壌生物調査を行ったことで生物多様性について考えるきっかけとなり、学んだことをまとめ、情報を発信したいという子どもたちの意欲が高まった。

② 「守る活動」の給餌活動(低学年)では、給餌して食べた餌の種類や量を調査し、話し合った。低学年らしい気付きから発想したことを実践することができた。カラ類営巣調査(高学年)では、調査結果を考察する際、科学的根拠を基に話し合った。話し合いから出た様々な気付きや疑問を、今後の課題として設定し、課題解決に向けて主体的に取り組むことで学びの深化が期待できる。

③ 「広げる活動」のツバメ調査(中学年)では、地域を巻き込んだ調査活動により、地域住民への啓発につながった。また、「営巣調査を学校周辺から地域へと広げたい」という個人の課題追究が実践化され、活動を発展させることができた。

アピールポイント
(工夫したこと、注意・注目したことなど)

① 給餌活動において教室から給餌台の様子をいつでも見られるように、ビデオを設置した。野鳥の様子を詳しく観察でき、子どもたちの関心が高まった。また、野鳥ごとに好む飲み物を野鳥の生態への理解を深めるとともに、新たな疑問が生まれやすくなった。

② 学区内の全家庭へのツバメ調査では、子どもたちが地域の自然を肌で感じ、地域住民にツバメに関する声を直接聞くことにしている。直接話を聞くことで、ツバメを通して地域と学校のつながりを子どもたちが実感するとともに、滝脇の自然を将来守っていく気持ちを高めている。

③ 2009年度に保護者や卒業生が「つばさと根っこの会」を立ち上げ、地域住民や保護者、教職員の協力を得て、年4回の野鳥の森整備を継続してきている。野鳥の森整備の目的として、「子どもたちが安心して学習を進められる環境づくり」「計画的な間伐を行うことによる野生生物にとってすみやすい環境づくり」を目指して活動してきた。今年度は、「小学生時代に愛鳥活動を体験してきた卒業生に、当時の活動を語ってもらう場」として、子どもたちに郷土愛を養う機会としている。将来「つばさと根っこの会」の会員として、未来の滝脇の子どもたちのために活動できる大人に育ってくれることを期待し、今後も地域住民の協力を得ながら活動を続けていく。