
バードピアとは、野鳥(バード)と楽園、理想郷(ユートピア)を組み合わせた言葉です。主として都市域など人間の生活、生産活動として利用される場所を、野鳥をはじめとする生きものたちが棲みやすく人にとっても快適な環境になるように配慮していき、本来の目的に支障がない範囲で有効活用していきます。
*「birdpia・バードピア」は、公益財団法人 日本鳥類保護連盟の登録商標です。
バードピアの登録地
バードピアに登録された企業一覧を事例とともに紹介しています。Googleマップのを各登録地をクリックすることで、取り組みやバードピアの様子を見ることができます。詳細については順次公開してまいります。
●都道府県別登録ヶ所
【北海道・東北】
北海道:3ヶ所 青森県:3ヶ所 岩手県:0 宮城県:3ヶ所 秋田県:1ヶ所 山形県:1ヶ所 福島県:1ヶ所
【関東】
茨城県:12ヶ所 栃木県:3ヶ所 群馬県:2ヶ所 埼玉県:14ヶ所 千葉県:12ヶ所 東京都:86ヶ所 神奈川県:41ヶ所 山梨県:7ヶ所
【中部】
新潟県:1ヶ所 富山県:28ヶ所 石川県:5ヶ所 福井県:3ヶ所 長野県:0 岐阜県:1ヶ所 静岡県:6ヶ所 愛知県:7ヶ所
【近畿】
三重県:1ヶ所 滋賀県:0 京都府:10ヶ所 大阪府:1ヶ所 兵庫県:2ヶ所 奈良県:3ヶ所 和歌山県:0
【中国・四国】
鳥取県:1ヶ所 島根県:0 岡山県:4ヶ所 広島県:0 山口県:4ヶ所 徳島県:0 香川県:1ヶ所 愛媛県:0 高知県:0
【九州・沖縄】
福岡県:2ヶ所 佐賀県:0 長崎県:1ヶ所 熊本県:0 大分県:1ヶ所 宮崎県:0 鹿児島県:2ヶ所 沖縄県:4ヶ所
企業・団体のバードピア登録地紹介

E-park
東京都品川区
広告等の撮影用敷地と有料開放公園部分があり、多くの野鳥の生息が確認されています。

株式会社オカムラ富士事業所
ビオトープ富士
静岡県御殿場市
箱根西麓と富士山との間に位置する面積約3000㎡のビオトープ

千葉県立中央博物館生態園
千葉県千葉市
園内には林やため池があり、多くの陸鳥や水鳥が生息しています。

明泉学園 フェリシアの森
東京都町田市
周辺の緑地や谷戸とつながる豊かな自然環境を守りながら、自然体験や環境教育にも活用されています。

学校法人 長津田学園 ながつた幼稚園
神奈川県横浜市
神奈川県のレッドリストに記載される希少な生きものの生息や繁殖が確認されています。

京津畑・まぶちの森
岩手県一関市
イヌワシの餌狩場として循環的な森林施業を行いながら、生物多様性の維持保全及び地元林業や観光の振興を図っています。

株式会社豊田自動織機
東知多工場バードピア
愛知県半田市
工場敷地内の約33,000㎡を、草地・樹林・湿地・砂れきの4つのゾーンに分け、多様な生きものが利用できる環境を整備しています。

コンケンビオガーデン・コンケンセラピーガーデン
岡山県岡山市
生きものが集まる環境を守りながら、生物多様性の大切さを多くの人に伝える場として、地域に開かれた活動を続けています。

長浜農園
鹿児島県奄美市
農薬の使用を抑えたタンカン栽培を行いながら、奄美固有の野鳥をはじめとする生きものと共存する農園づくりを進めています。
バードピアづくりのために
バードピアづくりは決して難しいものではなく、また、特別な方法、技術が必要なわけではありませんが、野鳥たちや周囲の環境のために配慮すべきいくつかのことがあります。住宅の庭、バルコニー、校庭、企業の敷地など様々なバードピアが考えられますが、バードピアづくりの基本は概ね次のようなものです。
1.樹木などの植栽
都市域では、生きものが利用できる環境が少なくなっています。それを補うために、野鳥の餌となるような、特に実のなる木や花蜜の出る花が咲く木などを植えたり、野鳥をはじめ昆虫や小動物など多様な生きものの隠れ場所となる低木や、草本植物などを植えて茂みを作ったります。ただし、植える場合は日本の在来種とし、できれば郷土の種を選んでいただきたいと思います。特に、外来生物法に定める特定外来生物はもちろん、要注意外来生物についても、生態系への配慮を念頭に植栽を控えていただきたいと思います。

3.生きものたちの生息場所づくり
多様な植物を植栽すれば、昆虫や両生類、爬虫類などをはじめ、様々な生きものの生息場所をつくることができます。可能なら、庭の一部に昆虫などのために落ち葉や枯れ枝などを残したり、地面の凸凹を利用したりして環境の変化を 持たせる工夫をし、生物多様性を守る環境づくりをしていただきたいと思います。 餌が不足する季節にはエサ台を設置してもいいでしょう。鳥たちの営巣場所が不足している場合、樹洞を好む鳥たちのためには巣箱を設置します。

2.水場づくり
水場は野鳥にとって、水分を摂るためにも羽を清潔に保つためにも大切です。また、水場は身近な生きものの住処となります。池のようなものがあれば理想的ですが、バードバスや家庭にあるお皿などを利用することもできます。水場は通年利用できます。水が汚れたら器などを洗って水を替えるようにしましょう。また、夏は蚊が発生するので、こまめに水を入れ替えることをお勧めします。

バードピア申請について
バードピア活動へのご協力ありがとうございます。ご登録を希望される方は、申請用紙(Excel)または申込フォーム(Googleフォーム)に必要事項をご記入のうえ、お送りください。
ご提出いただいた登録申込書は、バードピアづくりが将来的にも継続して進められるかなど、内容について簡単な確認審査を行った後、登録証をお送りいたします。
●登録料は1,500円(登録時のみ)です。登録証、プレート、バードピアマニュアル(バードピアづくりに関する冊子)に加え、連盟制作の野鳥シート(下敷き/身近な野鳥)をプレゼントいたします。
●登録のメリットとして、エサ台や餌を割引価格でご購入いただけます。
●バードピア登録に関するご相談や、管理にあたっての疑問・お困りごとについては、バードピアアドバイザーにご相談いただけます。



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※バードピアプレートと登録証のデザインは、野鳥画家 神戸宇孝さんの作品です。
バードピアのルール
●除草剤や防虫剤など、薬品の使用は極力ひかえます。
●野鳥だけでなく、バードピアに集まる生きものすべてを大切にします。
●植栽する場合は、できるかぎり在来の草木を選びます
バードピアの登録条件
●登録希望者が、バードピアの対象となる場所を所有または使用・利用できること。
●登録した場所の環境をバードピアとして維持し、充実させていけること。
●バードピアのルールを守れること
お問い合せ・お申し込み: バードピア推進室
birdpia☆jspb.org(☆は@に置き換えてください)
