
活動内容
・佐屋高校科学部は、本校慣行水田を拠点として、様々な水生生物の保護活動に取り組んでいる。
・過去には、「ナゴヤダルマガエル」という環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類に指定されているトノサマガエル系のカエルの越冬調査や稲作期での保全活動も行っていた。
・今までの研究を通して、水田環境内の食物連鎖においてそれぞれの生物の役割や相互関係に興味を持った。
・今回ナゴヤダルマガエルと同様に水鳥に捕食される立場にありナゴヤダルマガエルと同様環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類に指定される「ドジョウ」に着目し、その生態、主に冬の間の成長過程や食物連鎖における役割について調査、研究を行った。
・研究目的は、ドジョウを水田環境と室内の水槽で飼育し、それぞれの環境の違いが成長にどのような影響を与えるのかを明らかにすること、それらを通してドジョウを保全し、水田の豊かな生態系を守ることの2つとした。
・研究内容は、採捕したドジョウを使用し、異なる水槽条件下での比較実験と、長期の観察として、体重・体側測定を行った。
・地域連携として、令和6年度から、地域の小学生を対象とした自然教室を自主開催している。今年度は、地域の企業の方々と協力して、生き物の観察会を開催した。
・昨年度は、ナゴヤダルマガエルの保全活動や自然教室の開催など地道な調査や高校生ならではの研究が評価され、本大会での環境大臣賞や日本自然保護大賞(日本自然保護協会主催)をはじめとした多くの賞を受賞した。
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成果・工夫した点
・大きな水槽と小さな水槽に分け、同じ量の水を入れた
・自然環境と同じにするために冬の期間は水の量を減らし春以降は多くした
・水槽内の環境が自然環境とどれだけ違うのか明確にするために土の温度やなかにいる生物を調べた
・データにばらつきがないよう各実験区に小さい水槽を3つ用意した
・過去の先輩たちが長年研究していた水田の水生生物に着目して研究しており、水田の生態系保全をテーマに活動している
・今回食物連鎖の中間に位置するドジョウを調査したので、今後はドジョウを捕食し、食物連鎖の頂点に位置するサギをこれから調査していきたい
・水田に隣接する水路での調査の際、調査範囲を50センチごとに調査するなど、詳細なデータが得られるように工夫をした
・土の環境が変わったときにドジョウにどのような影響が出るのかを調べるために本来なら水田に使われない麦飯石や赤玉土を使用した
・今年は愛西市親水公園のビオトープを利用して地域の人たちとの交流を行った
・自然教室で地域の小学校にチラシを配り参加しやすいようにした
・自然教室を通して佐屋高校科学部の活動を理解している人が増え水田環境の保全活動がさらに普及し、水田環境がもっと豊かになると期待している
🏫学校情報
愛知県立佐屋高等学校
〒496-0914
愛知県愛西市東條町高田39
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