
売木村の村花「ササユリ(準絶滅危惧種)」を守っていこう!
🏫売木村立売木小中学校📍長野県
〇活動期間:2012年4月~
〇参加人数・部活名等
売木小中学校(小学校3~6年生全員13名、中学生全員12名、教員14名)
〇活動場所
売木小中学校敷地内
活動内容
保護活動の歴史
・昭和35年(1960) 売木小中学校の校歌の歌詞にも登場
・平成元年(1989) 売木村の「村花」に指定
・平成5年(1993) 売木村が保護活動開始 (村有志もその後参加)
・平成24年(2012) 売木小中学校児童も保護活動に参加
・平成27年(2015) みどりの少年団の活動として小学校4年生以上が参加
・令和5年(2023) 中学生も保護活動に参加
・令和5年(2023)第57回全国野生生物保護活動発表大会において環境大臣賞をいただく
村花『ササユリ』の保護活動
5~6月:ササユリのつぼみ付近へ目印設置(誤った伐採から守る・地域住民)
6月:蒴果(果実) や種子の観察と種まき(小学生)
6月:定植(種まきから1~2年経過した苗を校庭斜面へ植える)・観察
※令和6年度より中学生たちが自主的に始めた活動
・ 8~9月:ササユリ群落の下草刈り (中学生)
・10~11月:蒴果 (果実)の採取(地域住民)
※全ての活動は、売木村教育委員会と村のササユリ保護活動に携わる方々のご指導、ご協力のもとに行われています。
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Skip to PDF content活動紹介動画
成果・工夫した点
・ササユリ(笹百合、学名: Lilium japonicum)は、ユリ科ユリ属の球根植物。日本特産で日本を代表するユリである。初花を咲かせるまでに種子から7年以上(野生の場合)の歳月がかかる。
長野県版レッドデータブックには準絶滅危惧種 (NT) に指定されている。
・売木小中学校の校歌にも歌われ(昭和35年制定)、平成元年に村花にも指定されているササユリは、 村民が愛着を持ち大切にしてきた植物である。かつては村内の各所で見られた本種であるが、 野生動物による食害や除草作業などにより近年急激に数を減らしている。そこで村は平成5年(1993 年)より保護活動を開始。平成12年(2000年)からは下伊那農業高等学校の協力を得て、村内有志が鱗片培養で育てた球根や、種子を採取して栽培した苗を植えて本種を保護してきた。
・平成24年(2012年)からは売木小学校のクラブ活動、平成27年(2015年)からは「みどりの少年団」の活動として位置づけ、本種の保護活動を継続してきた。その結果、売木小中学校の校庭斜面に、 毎年80~100本を超える本種が見事な花を咲かせる群落が形成され、児童生徒や村民、県外からの観光客の目を楽しませている。今後もこの活動を継続していくことで、貴重な群落を守るとともに、 さらに村内各所に分布域が広がっていくことも期待される。
・売木村は長野県最南端の村の一つで、南を愛知県豊根村に接し、標高1000~1300mの山々に囲まれた小さな盆地に位置する、まさに「ふるさとの原風景」という表現がぴったりな、のどかな村である。令和4年に人口は500人を割り、長野県で2番目に人口の少ない本村は、天然温泉「こまどりの湯」、南信州広域公園 「うるぎ星の森オートキャンプ場」、その他宿泊施設など、観光によって成り立つ部分も少なくない。今後、ササユリが貴重な観光資源の一つとなり、観光客の増加につながっていくことも期待される。
・今までの地道ながら継続的なササユリの保護活動とその成果が、令和5年度の本大会において高い評価をいただいた。このことにより、児童生徒たちは今まで以上に活動に対する意欲を高め、村民からの関心も高まり、ふるさと売木村や村の自然に対する敬愛の心を今まで以上に育んできている
・この環境大臣賞受賞によって翌年令和6年度から新たに中学生たちが村の方々のご指導をいただきながら自主的に始めたササユリの苗の定植活動に成果が見られ、今年6月の定植作業時には新たに 70~90株ほどのササユリの定着が確認された。児童生徒らはこの貴重な成果を大いに喜ぶとともに地道な保護活動の継続の大切さを実感し、数年後のササユリの開花を楽しみにしている。
🏫学校情報
売木村立売木小中学校(小中併設校)
〒399-1601
長野県下伊那郡売木村2656
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